[梅雨時期の養生と薬膳]思い悩むことを手放す

こんにちは。

今回は[梅雨時期の養生と薬膳]についてお話したいと思います。

 

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▶︎梅雨時期に出やすい症状

5月の終わりから6月の初めは「走り梅雨」と言いまして、

梅雨に先立ってぐずつく天候となり、本格的な梅雨の前触れです。

 

本格的な梅雨に入ると、湿度が高く蒸し暑くなってきます。

そうすると「湿邪」という邪気が旺盛となります。

 

湿邪の代表的な症状は、

湿(水分)が体内にたまりやすく代謝が悪くなり、むくみ、下痢といった症状。

気の流れが悪くなり、体が重だるさを感じたり、頭が重たくて痛いといった症状。

脾を傷めることが多いので、食欲がなくなる、吐き気、膨満感といった症状。

 

この時期は、冷たいものや生物は脾胃を傷めやすいので、できるだけ避けたほうが良いです。

 

「甘味」は脾を養う働きがあるのですが、湿(水分)がたまりやすい性質があるので、

摂りすぎには注意が必要です。

 

▶︎食べると良いものは?

芳香性のあるものは、気の巡りを良くし、食欲を誘ってくれる食材です。

例えば、大葉、玉ねぎ、香菜、みょうが、みかん、ジャスミン茶、など

香りの良い食材です。

 

体内の余分な水分を取り除く食材は

とうもろこし、はとむぎ、冬瓜、あずき、大豆、黒豆、そら豆、

きゅうり、セロリ、しじみ、ハマグリ、豆腐、緑茶、など。

 

脾胃の働きを助ける食材は

うるち米、もち米、じゃがいも、さつまいも、山芋、ブロッコリー、カリフラワー、

キャベツ、かぼちゃ、いんげん、鶏肉、牛肉、たら、いわし、かつお、すずき、など。

 

脾胃に負担がかからないよう、食事はよく噛んで食べると良いですね^^

 

▶︎季節の感情と臓器のつながりを意識する

喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の七つの感情を七情といいます。

この七情は五臓にそれぞれ影響を与えます。

 

梅雨時期は脾が傷みやすいのですが、

脾に関わる感情は「思」「憂」です。

必要以上に思い込んだり憂いが過ぎると、脾胃が損傷してしまいます。

 

梅雨時期は雨が多く、ジメジメした気持ちになったり

思うようにならなくてつらいと感じることがあるかもしれません。

 

 

しかし、雨のおかげで大地が潤い、自然も成長しています。

 

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楽しく過ごすことを意識し、体に湿をためずに脾胃を労わる食生活を意識してみてください。

 

心配事や思い込みを外すのは、四柱推命鑑定も効果的です。

ぜひ四柱推命と薬膳を生活に取り入れてみてくださいね〜。