こんにちは。
今日は秋の養生についてお話ししたいと思います。
(実は、夏の養生が飛んでしまいました・・・。来年、暑くなってきたらまた書きたいと思います。)
▶︎秋は前半と後半で意識を変える
秋は、立秋から立冬までの3ヶ月間です。
(だいたい8月7日頃から11月6日頃です。)
8月でもう秋なんですね〜。
秋の気候は乾燥の季節。
秋の前半はまだ気温も高いので「温燥(おんそう)」
秋分以降の晩秋は気温も低くなり冬に近づくので「涼燥(りょうそう)」といいます。
前半はまだまだ暑くて、体の熱を冷ます食べ物を取り入れていいのですが、
秋分以降は温める食材を多くしていきましょう。
▶︎肺に意識を向ける
秋は肺を傷めやすい季節です。
なぜなら、秋の五臓は「肺」であり、肺は乾燥を嫌います。
秋はだんだん空気が乾燥してくるため、肺が弱り、空咳、喘息、胸痛、痰が少ないといった症状が出やすくなります。
肺を潤わせること、口や鼻も乾燥させないよう水分をしっかり取りたいですね。
秋の養生として
「早く寝て早く起きる。心を安らかにして、陽気を潜めて過ごすべきである」と
書かれています。
秋が深まると、木々も葉を落としていくように、
人の心も物悲しさや寂しさを感じやすくなるときです。
でも、これは秋だから!
中医学では七情内傷といって感情と季節を結びつけているのですが
秋の七情は「悲しみ」なんですね。
「秋だから悲しくなるんだ♪」って思えればいいのです。
気持ちが沈みすぎないよう、
好きな音楽を聞いたり
ゆったり読書をしたり
運動や散歩など体を動かしてみたり
温かいお風呂にゆっくり浸かってみたり、
自分に合ったリフレッシュ方法を取り入れていきましょう。
占いも良いリフレッシュ方法の一つですよ。
違う視点に立てたり、自分の思い込みを解除できたり!
▶︎食べると良い食材
晩秋は辛いものを適度に取り入れると良いです。(取りすぎは注意です)
例えば、ネギ、生姜、キムチなど・・・。
他にも白い食材、白ごま、白キクラゲ、大根、白菜、豆乳、牛乳・・・。
これらは肺に潤いを与えてくれます。
体内の水分を生み出す食材である梨やりんごもオススメです。
涼しくなってきて温かい飲み物が美味しく感じる季節です。
ぜひ薬膳茶も取り入れていきたいですね。
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